あの北口、9月にこう変わる — 自由が丘ミューズスクエア
青いフェンスの向こうで、足場が空へ伸びている。9月、ここに59店舗が入る商業施設「自由が丘ミューズスクエア」が開くんです。今朝、フェンスの隙間から覗いてきた。あの北口が、こう変わる。
あの女神像、見たことある?
駅北口の広場の片隅に、女神像が立っている。「あをそら」って名前なんです。今朝、青いフェンスの向こうのコンクリートの躯体を見上げているような姿だった。
9月にここで開く商業施設の名前、それが「JIYUGAOKA MUSE SQUARE(自由が丘ミューズスクエア)」。MUSE——女神。あの像にちなんで付けた名前なんだ。再開発組合とヒューリックは「女神像と同じ場所で、ずっと一緒に街の未来を見守る存在であり続けたい」と話している。
街の文脈をここまで引き継ぐ命名、いいなあって思った。
数字で見ると、けっこう大きい
地上15階・地下3階、高さおよそ60m。駅北口・駅前広場に面した敷地、面積はおよそ5000平方メートル。商業のフロアだけで店舗面積はおよそ1万1000平方メートル、テナントは59店。
街の人が毎日触れることになるのは、この商業の6フロア。駐車場約65台、駐輪場約360台。1階には南北を貫く「貫通道路」が設けられて、敷地の周りには歩行者道路と緑の空間が生まれる。設計コンセプトは「まち歩きがより楽しくなる」。
6フロア、何が入るのか
商業フロアは地下1階から地上5階まで、フロアごとにテーマが付いている。
1階「クオリティーライフ」——知ってる名前が並ぶ
スイーツの「自由が丘モンブラン」「ピエール マルコリーニ」。カフェとベーカリーの「パティスリー パブロフ」「Bread&Coffee IKEDAYAMA」。
和菓子の「ににぎ」は新業態として出店。チョコレートの「VANILLABEANS」も入る。ファッションでは「UNITED ARROWS WOMEN’S STORE」「Theory」「Declic」「LOISIR」。「自由が丘一誠堂」は1階と2階にまたがる。
このリストを見ていて、ふと止まった。これだけの名前が一つの建物に集まるんだ、と。
3階「エッセンシャルライフ」——カフェとインテリア
「CAF’E AUX BACCHANALES」が入る。「NODERIUM/SOHOLM CAFE」も入る。「LIVING HOUSE/SEMPRE edit」は新業態として出店する。
4階「ナチュラルライフ」——食事と居場所
叙々苑と「鮨 Yasuke 潮彩」が同じフロアに並ぶ。SHARE LOUNGE 自由が丘/STARBUCKS(仮称)も4階。食事は「そば処 自由が丘 薮伊豆」「香華園」「AGIO」と幅広い。
5階「アーバンサポートライフ」——「こどもでぱーと」って?
子育て・教育のフロアに「こどもでぱーと 自由が丘」が入る。学習塾、子ども専門美容院、小児科、料理教室、子ども見守りコンシェルジュ、ベビー休憩室——一つのフロアにこれだけ集まる構成は、子育て世代を対象にしている。
子ども専門美容院、というのは聞き慣れない業態だ。
9月、また見にこよう
GWに入ったいま、北口の工事現場は止まらない。躯体は数階分まで姿を現していて、上では人の動きがある。
9月、フェンスが取れた頃、もう一度ここに立ちにこよう。