自由が丘店にTSUCHIYA REUSE、約750点
「自分が引き取りで出した製品が、きれいになって次の人に渡っていくところが見えてよかった」——自由が丘2-6-19の店頭に、修理を終えた約750点の鞄が並ぶ。2025年春から続く TSUCHIYA REUSE popup、今回も自由が丘店に戻ってくる。5月18日まで開催中。
春秋で重ねてきた popup
駅前の賑わいから少し離れた自由が丘2-6-19。土屋鞄自由が丘店の店頭に、修理を終えた鞄たちが並ぶ季節がまた来た。
TSUCHIYA REUSE が自由が丘店に来るのは、これが初めてではない。2025年4月にも自由が丘店スケジュールが組まれており、その延長に今回の2026年春の20日間がある。
開催期間は2026年4月29日から5月18日まで。営業時間は11:00〜19:00、火曜定休。
西新井から自由が丘2-6-19へ、約750点
店に並ぶのは、各地の土屋鞄の店舗や配送で回収した自社製品を、東京・西新井の自社工房で職人が修理・メンテナンスしたもの。クリーニング、保革、補色、内装張り替え、ファスナー交換、糸のほつれ直し——修理の内容は6種以上にわたる。
今回扱う点数は約750点。廃番になったオイルヌメ素材のジップトップショルダー、トートバッグ、バックパックなどが対象となる。価格は定価の40〜75%程度(公式表記では50〜75%とも案内されている)。新品同等の保証・修理サービスも付く。
店内コンセプトは「革を感じる、革と親しむ、革を学ぶ」。保革と補色を経たオイルヌメ素材の鞄が棚に並ぶ。ブラッシングやオイルケアの基礎手入れ実演も行われている。
CRAFTCRAFTS の4本柱、その中の reuse
土屋鞄は1965年、東京の下町の小さな工房から創業した。2000年に大人向け鞄事業を始め、2021年にサステナブルプロジェクト「CRAFTCRAFTS」を始動させた。
CRAFTCRAFTS が掲げる4本柱は、Care Support(革の手入れ指南)、After-Support(専門職人による修理とパーソナライズ)、Remake(引退ランドセルを小物に変換)、そして Reuse(中古の土屋鞄を修理して次の持ち主へ)。
Reuse は、この4つの中で最も街に「見える」形で現れる。回収——修理——販売という流れが、2-6-19の店頭というかたちで具体的に目に触れる。
公式サイトには
“愛された時間”を尊重しながら、専任の職人の手で修理・クリーニング・補色を施し
という言葉がある。自分が手放した鞄が修理されて街の店頭に並ぶ——CRAFTCRAFTS 部課長の大西俊明氏が紹介するその顧客の声が、この popup の性格を端的に示している。
次に置かれる鞄
この popup に鞄が並ぶためには、引き取りがある。2026年の引き取りキャンペーンは第1回が7月1日〜31日、第2回が10月1日〜31日(全国店舗への持ち込みまたはウェブ経由配送)。引き取り協力者には10%割引クーポン(最大25,000円)が発行される。
7月に引き取りに出した鞄も、いずれ職人の手で修理を経て、また誰かのもとへ渡る。