南口30秒、徳島の塩が東京で次に動いた場所
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新店 自由が丘1-8-18 マイセンビル1階 読 2分

南口30秒、徳島の塩が東京で次に動いた場所

自由が丘駅南口を出て30秒。徳島の老舗バスソルトブランド「NEHAN TOKYO」の直営4店舗目が5月8日に開いた。恵比寿店が3月に閉じてから2ヶ月、東京で次に動いたのが、ここだった。

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5月8日、南口にひとつ増えた

自由が丘1-8-18、マイセンビルの1階。改札を出て、ロータリーを左にひとまわりすると、もう着く。徒歩30秒。

ここに「NEHAN TOKYO 自由が丘」が5月8日(金)にオープンした。エプソムソルト ― 硫酸マグネシウムを主成分とする入浴剤を専門に扱う、徳島発のブランドだ。直営4店舗目で、表参道・有楽町・日本橋(期間限定)に続く東京拠点になる。

営業は11:00から20:00、第三水曜が定休。Uber Eats でも受け取れる。

426年、徳島から

ブランドの背後にあるのは、徳島県鳴門市の馬居化成という会社。創業は1599年、慶長四年。426年続く老舗で、精製硫酸マグネシウム ― つまりエプソムソルトの国内シェア1位のメーカーでもある。

NEHAN TOKYO というブランドが立ち上がったのが2015年。素材を売る会社が、自分たちの素材を一番ていねいに使った製品を、自分たちの言葉で届けるために始めた。公式のステートメントには「単なるマテリアルを超えた想いのある製品を作りたい」「無常の世界に生きるすべての人たちの日常をちょっとやわらかくしたい」という一節がある。

「日常をちょっとやわらかくする。」というブランドメッセージだ。塩のメーカーが書く言葉としては、ずいぶん柔らかい。

抹茶色の柱と、移転の理由

店内はナチュラル素材を基調に、抹茶色のアクセントが効いている。中央の柱にも同じ色があしらわれていて、地元メディアの紹介文に「都会の喧騒を忘れさせてくれるような落ち着き」とあった。

扱うのは、純粋さを追求したエプソムソルトと、フレグランス。素材の話を、空間の落ち着きごと持ち帰るつくりだ。

この自由が丘店は、ゼロから生まれたわけではない。恵比寿店が2026年3月に閉店していて、その移転先がここだ。

「自由が丘を選んだ理由」を公式が一次発信しているわけではない。ただ、恵比寿が閉じてから2ヶ月、徳島の老舗が東京で次に動いた先が、この南口の1階だった ― という事実だけが残っている。

南口、もうひとつの動き

南口の動きでいうと、4月28日に鶏白湯ラーメンの「鶏のとりこ」が自由が丘に開いていて、その10日後にNEHAN TOKYOがオープンした。9月に駅前で「自由が丘ミューズスクエア」が59店舗のテナントとともに開業する時期に、南口側では小さな新店が続いている。

塩と、ラーメン。業態はずいぶん違うが、駅を出てすぐの一画に、立て続けに灯りがついている。

5月、もう一度南口を歩く

平日の昼下がりはロータリーの人通りもまばらだ。20時まで開いている店なので、夕方の散歩のついでにも寄れる。

抹茶色の柱と、徳島から来た塩。次に南口を使う時、ロータリーの左側に、その灯りがある。