9年目の夏支度、74種類のもんぺが奥沢5丁目に届く
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イベント 奥沢5-20-21 第一ワチビル1階 読 2分

9年目の夏支度、74種類のもんぺが奥沢5丁目に届く

5月29日(金)、奥沢5丁目の「カタカナ自由が丘店」で「家族でモンペ展」が開幕する。 9回目の今年は74種類。福岡県八女市の地域文化商社「うなぎの寝床」が手がける 久留米絣のもんぺが、自由が丘の小さな店に7月16日(木)まで集まる。

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5月29日、奥沢5丁目に夏が来る

梅雨入り前、日中の風が湿り始める季節。今年も長い夏になると複数の予報が伝えています。

その時期に合わせるように、5月29日(金)から奥沢5丁目で「家族でモンペ展」が始まります。会場は自由が丘駅南口から徒歩3-4分、第一ワチビル1階の「カタカナ自由が丘店」。会期は7月16日(木)まで。営業は11:00〜19:00、火曜定休。オンラインストアでも同時開催します。

74種類。これが今年並ぶ MONPE の数です。

9回目という事実

2018年から毎年続いてきた展示で、今年で9回目になります。

昨年の同展示は58種類。今年は74種類で、1年で16種類増えました。内訳は、福岡県八女市の「うなぎの寝床」による定番58種類と、カタカナの別注モデル16種類。

別注16種類は、カタカナのために特別に仕立てられたシリーズです。それが定番58種類と並ぶ構成に、9年続けてきた両者の関係が形になっている。

うなぎの寝床と久留米絣、約200年前

「うなぎの寝床」は福岡県八女市の会社で、創業は2012年7月。自らを「地域文化商社」と名乗ります。地域の文化や産業を掘り下げ、現代の生活に合う形で再解釈し、流通や体験を通じて魅力を伝える事業を展開しています。

代表的な仕事が、久留米絣を使った「現代風もんぺ」の開発。農作業着としての機能性を保ちながら、日常着としても着られるデザインで、2016年にグッドデザイン賞を受賞しました。今年の展示には「現代風MONPE」と「ファーマーズMONPE」の二つのシルエットが並びます。

もんぺの素材となる久留米絣について、文化庁のデータベースに記録されている内容を整理します。

福岡県久留米市と八女郡広川町、筑後市で作られる綿織物で、起源は約200年前。井上伝という女性が12歳の時、偶然の発見から技法を生み出しました。糸を先に染めてから織ることで生まれるわずかなズレが、独特の「かすれ模様」を作ります。

1957年に国の重要無形文化財に指定され、日本三大絣のひとつに数えられます。完成までに約3ヶ月、30の工程を経ます。

200年前に12歳の少女が見つけた技法が、2026年の酷暑の夏服として届く構図です。

カタカナという店

会場のカタカナ自由が丘店は、2010年10月の創業。オーナーは河野純一さん。

店のコンセプトは「日本のカッコイイを集めたお土産屋さん」。

住所は奥沢5-20-21、第一ワチビル1階。営業は11:00〜19:00、火曜定休。自由が丘駅南口から徒歩3-4分。南口を出て、人通りが少しずつ静まる方角にあります。

9年目、74種類、200年

数字を並べてみます。9年目、74種類、約200年、30工程、3ヶ月。

8月には30度超えが連日続くようになる近年の気候を踏まえると、夏服を選ぶタイミングは早い方が動きやすい。展示が始まる5月29日は、その入り口にあたります。

オンラインでも購入できますが、74種類が一度に並ぶ機会は限られます。火曜を除く、7月16日まで。奥沢5丁目で、9年目の夏支度が始まります。