7月中旬の土曜、街に並んだ3つの『新しい体験』 — キッチンとお茶と、犬連れの1ヶ月
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週末 自由が丘駅 北口 徒歩3分圏 読 2分

7月中旬の土曜、街に並んだ3つの『新しい体験』 — キッチンとお茶と、犬連れの1ヶ月

駅北口を出て、徒歩3分の半径。住まいを見る、お茶を焙る、犬と歩く。7月中旬の土曜、その円のなかに3つの新しい体験が並んだ。ショッピングだけじゃない、住む・学ぶ・過ごすを試す週末。

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北口を出て、駅から半径3分の円を描く。7月中旬のこの土曜、その円のなかに『新しい何か』が3つ同時に立ち上がっている。住まいを見に行く場所、お茶を焙って和菓子をつくる場所、犬と一緒に過ごせる1ヶ月限定の場所。ショッピングの街として語られがちなここが、この週末は少し違う顔をしている。

ひとつは、家。もうひとつは、お茶。最後は、犬。並べてみると脈絡はなさそうで、共通点がひとつある。どれも『買う』ではなく『試す』ための体験だ。

家 — 生活の中心にキッチンがある

北口から歩いて3分、自由が丘2-11-13の自由が丘Mビル3階に、7月8日、中古リノベサービス『カウカモ』のショールームが開いた。総面積92.7㎡、そのうちモデルルーム部分は約60㎡。2LDK+WIC+土間玄関のレイアウトで、コンセプトは『いつも生活の中心にキッチンがある暮らし』。

新しいのは、キッチンが真ん中に置かれていること。しかもI字ではなくL字。従来のI字キッチンより作業スペースが広く、動線も効率的に取れる、というのが公式の説明だ。素材の質感を活かしたリノベーションを体感できる。

見学は完全予約制。ふらりと寄れるタイプの場所ではなく、じっくり見に来る前提の設計だ。

そして翌週、7月20日の海の日には、オープン記念のセミナー『アトリエキッチン』と中古リノベーションの基礎知識を、ハンズオンで学べる会が予定されている。この土曜に予約を入れておいて、翌週の海の日にセミナーに戻ってくる、という2段構えもできる。

お茶 — 焙って、抽出して、練り切る

6月17日にオープンしたばかりの Re:Route CAFE 自由が丘は、地階にある日本茶の体験型カフェ。ここが7月18日から、関東で初めての体験プログラムを始める。

関東初、というのは『ほうじ茶焙煎』と『練り切り和菓子づくり』を一度に体験できるプログラムのこと。約90分で、茶葉を焙煎して、抽出して、そのお茶に合う練り切りを自分でつくる、というひと続きの流れ。焙煎の途中で立ちのぼる香ばしさ、抽出中に変わる茶葉の色、練り切りの手のなかでの感触。五感を全部使って日本茶に向き合う、と言えばいちばん近い。

日本茶を『飲む』から『食べる・飲む・体験する』へと拡張する試み。この土曜はまだプログラム開始前。まず店に足を運んでカフェとして味わい、来週以降にプログラムを予約する、という2段の巡り方ができる。

犬 — 1ヶ月だけの、犬連れの街

そして駅から徒歩3分、ペテモ (PETEMO) ブランド初のポップアップストアが、7月10日から8月9日までの1ヶ月限定でオープンしている。運営はイオンペット。犬連れで来店できる、というコンセプトが明快に打ち出されている。

昨日、金曜が初日だった。この土曜は2日目。街を歩いていて、いつもより犬を連れた人の姿が視界に入るなら、そのなかにここへ向かう人や、ここから帰る人もいる。1ヶ月しかない期間限定は、この街の犬飼いにとってひと夏の風景が変わる区切りになる。

期間中はさまざまな企画が予定されていると公式で告知されている。8月9日で終わるこの1ヶ月、覗ける機会は限られる。

3視点で歩き分ける

家族連れの土曜

犬を飼っている家族なら、まずはペテモから始めるのが自然だ。1ヶ月しか開いていない場所を先に押さえる、というシンプルな理由で。そのあと Re:Route CAFE の地階で休憩をとってもいい。子どもがある程度大きければ、7月18日以降に和菓子づくりの体験を予約するのも選択肢になる。

家をそろそろ動かしたい段階にいる家族なら、カウカモの予約を先に取っておく手もある。完全予約制なので、土曜のスケジュールを組み立てやすい。

一人時間の土曜

一人で歩くなら、Re:Route CAFE と相性がいい。地階に降りて、日本茶を1杯。7月18日以降なら90分の体験プログラムに申し込んで、自分の手でお茶と菓子をつくる時間を持てる。90分は、一人時間としてちょうどいい長さだ。

カウカモも、一人の見学として選べる。将来の住まいを『まだ誰にも相談していない段階』で自分だけで考えるための場所、という使い方ができる。完全予約制なので、気兼ねなく話を聞ける。

カップル週末の土曜

家をそろそろ検討している二人なら、カウカモは今週末の候補になる。土間玄関のあるレイアウトを、二人で歩いて動線を確認する時間になる。L字キッチンの前に二人で立って、朝ここでコーヒーを淹れる想像ができるかどうか — そうした見方ができる。

そのあと Re:Route CAFE の地階に降りて、日本茶で頭を整理する。7月18日以降なら、二人で焙煎と練り切りに向き合う90分も選べる。犬を一緒に飼うかどうか、という会話のきっかけに、ペテモを覗いてもいい。

この9日間の歩き方

7月10日にペテモが開き、11日、この土曜で3つの場所が同時に街のなかに存在している。18日には Re:Route の体験が始まる。20日にはカウカモのセミナーがある。8月9日にペテモが閉じる。

たった9日間、たった3つの徒歩3分の場所。そのなかに、家と、お茶と、犬という、生活の別々の側面がぎゅっと並ぶ。ショッピングの街としての自由が丘とは、少し違う顔だ。

来週の海の日、カウカモのセミナーがある。翌日の7月18日、Re:Route の体験プログラムが始まる。そして8月9日、ペテモが街から消える。

3つとも、事前予約や日程の確認が必要な場所。この土曜、まず一つを歩いてみて、残りの二つは翌週以降のカレンダーに書き込んでおく — そんな巡り方ができる。次に街に来る時、視界のどこにこの3つが残っているか。それを確かめに戻ってこよう。