自由が丘デパート2階の「味の一番」、2026年で創業70年
画像はイメージです。 Photo: Unsplash contributor / Lorem Picsum (Unsplash License)
新店 自由が丘デパート (目黒区自由が丘1-28-8) 読 2分

自由が丘デパート2階の「味の一番」、2026年で創業70年

自由が丘デパートの2階に上がると、肉を焼く音が今日も聞こえる。「味の一番」が2026年で創業70年を迎えた。建物は1953年完成、日本で初めて施設名に「デパート」をつけた商業施設。2階で今、2代目と3代目が厨房に立つ。

#news#food#sukiyaki#tonkatsu#longevity#jiyugaoka-depart#2026-06

建物の方が、店より少しだけ古い

自由が丘デパートの階段を2階まで上がると、「味の一番」の入口がある。2026年で創業70年。報道によると、店が始まったのは1956年、昭和31年。

建物の方が、店より少しだけ古い。

自由が丘デパートの前身は、1948年に組織化された「自由ヶ丘マーケット」。戦後の闇市の流れを汲む商店群だった。1953年、地上2階・地下1階の鉄筋コンクリート造として完成した時、施設は「デパート」と名乗った。日本で最初に施設名に「デパート」をつけた商業施設である (日本最古の百貨店という意味ではない、とアーカイブ資料は付記する)。

そこから3年後、味の一番が始まる。1970年に3階・4階が増築され、今は地上4階・地下1階に約100店舗が入る建物になっている。階段の踊り場、薄暗い廊下、時間の堆積。その2階に、肉を焼く店がある。

3世代の厨房、揚げ場は3代目

現在の厨房には2代目と3代目が立つ。3代目は揚げ場、つまりとんかつの調理を担当する。

70年。

戦後の闇市から始まり、1953年のデパート竣工、1970年の増築。建物の時間と店の時間が、2階で重なっている。

すき焼きランチ2,200円という設計

代表メニューを2つ。

すき焼きランチが2,200円。国産黒毛和牛、ネギ、春菊、えのき、豆腐、うどん、ご飯、味噌汁、お新香付き。ロースかつランチが1,200円。

2,200円ですき焼きランチ。黒毛和牛で、うどんまで付く。場所は自由が丘駅前。

水曜以外、11時から21時

住所は目黒区自由が丘1-28-8、自由が丘デパート2F。営業は11時から21時、定休は水曜。座席60。ランチは1,100円から、ディナーは2,500円から。連絡先は自由が丘振興組合の公式店舗ガイドに掲載されている。

自由が丘デパートに入る用事のついでに、2階まで上がる。階段の途中で肉を焼く匂いに気づく。そういう接し方ができる店が、駅前の建物の2階にある。

次に自由が丘デパートの前を通る時、2階を見上げてみる。