夏までに、北口2階で小さなイタリアンが開く
夏が始まるまでに、北口の2階で扉が一つ開きます。駅を出てすぐのタイガービル、いつもは見上げずに通り過ぎる場所に、トラットリア「Trattoria Mangia bene」が入る予定。蕨で約14ヶ月、立ち飲み店を切り盛りしていた店長が、今度はイタリアンの看板で自由が丘に来ます。
北口、見上げる2階
駅北口を出て、目の前。タイガービルの2階に、夏までに小さなイタリアンが入る予定です。
店名は「Trattoria Mangia bene」。店長は具体的なオープン日を発表しておらず、「夏が始まるまでにはオープンさせる予定」と話しています。夏前後、と読んでおくのが穏当な距離感です。
北口の徒歩0分。普段は階段を見上げないまま改札に向かう場所に、扉が一つ増えます。いつもの動線に、上を向く理由が加わる、という前触れです。
立ち飲みから、トラットリアへ
店長の前職は、蕨駅西口の「タチノミハジメ」。2025年3月1日にオープンし、2026年5月16日に閉店、営業期間は約14ヶ月でした。和食×イタリアンの創作料理を立ち飲み価格で出す店として運営されていました。
今度の自由が丘では、業態が「トラットリア」に変わります。立ち飲みからテーブルへ。蕨で磨かれた料理の感覚が、業態を変えてどう出てくるのか — そこは開店してから見にいくしかない、という段階です。
具体的なメニューや価格帯はまだ未発表。「業態はイタリアン」、それ以上は店長の言葉を待ちます。
蕨での14ヶ月、閉店メッセージ
蕨タチノミハジメは、約14ヶ月で営業を終えました。閉店時、店長は「お客様や近隣店主との出会いが最大の財産」という趣旨のメッセージを残しています。
跡地は姉妹店「JAPANESE DINING 一 (はじめ)」の離れとして引き継がれ、少人数貸し切り対応の店として運営されると告知されています。蕨の灯りは別の形で続き、店長は自由が丘へ。
次の街へ向かう動機までは、取材記事に書かれていません。立ち飲みからトラットリアへの業態シフトという事実だけが、店長から告知されています。
9月の大型開業と、夏の小さな開業
同じ自由が丘では、9月に駅前再開発「自由が丘ミューズスクエア」が開業予定です。テナント59店、地上15階の大型施設。
その大型開業と並んで、夏には北口2階で「小さな1店」が動き出す。59対1の対比は、そのまま自由が丘という街の二層構造でもあります。大きな施設が街の顔を作る一方で、駅徒歩0分の見落としがちな2階に、個人店が一つ増える。
両方が同じ街で動いている — この事実が、夏から秋にかけての自由が丘の見え方を変えます。
夏、また北口を見上げる
公式のオープン日告知が出るのは、もう少し先です。
夏が始まるまでに、と店長は言いました。北口を使うたびに、タイガービルの2階を一度見上げる癖がつきそうな、そんな数週間が始まります。
扉が開いたら、また階段を上がりにいきます。