七夕の今日、奥沢7丁目に「better is」— 農家から皿、皿からまた畑へ
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飲食 奥沢7-2-9 自由が丘富国生命ビル1F 読 2分

七夕の今日、奥沢7丁目に「better is」— 農家から皿、皿からまた畑へ

奥沢7-2-9、自由が丘富国生命ビル1F。カフェ&デリ「better is」が、今日オープンする。 千葉・山武の契約農家、店内菜園、コンポスト、廃棄野菜で作る絵の具まで — 食のサプライチェーンが1店舗の中でぐるっと閉じる、そんな業態。初日は12:00スタート。

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七夕にオープン、という日付

7月7日。今日、奥沢7丁目に新しいカフェ&デリが開く。名前は「better is」。読み方は「ベターイズ」。住所は奥沢7-2-9、自由が丘富国生命ビル1階。初日は12:00スタート。通常営業は10:00から19:30まで、ラストオーダー19:00。ランチタイムは11:00から14:00。定休日は不定休。

運営はシーエヌシー株式会社 (CNC)。三宮と原宿でネスカフェの実店舗を運営している会社で、福利厚生カフェサービスも手がけている。今回の「better is」は、同社の「megukuru」というブランドのフラッグシップ店。つまり、これが megukuru の顔になる。その顔が、自由が丘に置かれた。

千葉の畑から、店内菜園まで

コンセプトは「毎日にちょうどいい食卓を」。

契約農家は、千葉・山武市の「たがやす倶楽部」。産地が明示された1軒の農家から届く野菜を、店で使う。それだけなら珍しくはない。「better is」は、店内にも菜園を持つ。野菜とハーブを、店の中で育てる。皿に乗る前の緑を、席から眺められる。

メニューを眺めてみる。整うデリボウル1,408円、自家製塩麹チキンのサラダ1,650円、キャラメルチーズケーキ715円、畑のスムージー各色770円、本日の総菜量り売り410円から、ベーグル8種302円から (本格ボイル製法)、たがやすさんのにんじんジュース626円。

「たがやすさんのにんじんジュース」。契約農家の名前が、そのままメニューに載る。産地表記が「千葉県産」ではなく「たがやすさんの」になる。それだけで、飲む前の景色が変わる。

皿の後、野菜はどこへ行くのか

ここからが「better is」の構造の核心になる。

店で出た野菜のヘタや食べ残しは、コンポストで堆肥化される。「megukuru コンポストプロジェクト」。この土壌づくり、店内菜園の生育支援、タネの提供、そしてエシカル認証農家の紹介を担当するのが、一般財団法人日本インキュベーションセンター (JIQ)。代表は鮎川雅子さん。

さらに特別協力として、ソーシャルアーティストの倉中るなさんの名前が挙がる。役割は — 廃棄野菜と農園の土から、絵の具を作るアートプロジェクト。捨てられる野菜が、色になる。

畑 → 店 → 皿 → 残渣 → 堆肥 → 畑。あるいは、廃棄野菜 → 絵の具 → 作品。1店舗の中で、食のサプライチェーンが円環を描く。その一部が、絵になる。

七夕の12時、最初の一皿

短冊を吊るす日に、新しい店が開く。偶然だとしても、覚えやすい。

初日は12:00オープン。ランチ時間に少し重なる。整うデリボウルか、量り売りの総菜を数種類か、あるいはベーグルとにんじんジュースだけか。ボイル製法のベーグルの噛み心地、畑のスムージーの色は、実物で確かめられる。

「たがやすさんのにんじん」が、次の食卓にどう置かれるか。奥沢7丁目の1階に、その入口が開く。