7月17日10時30分、松本のジェラート職人が自由が丘に立つ日
松本のジェラート職人・村山謙介が仕込む belly button GELATO、8フレーバー。産地の名前が、半分に書かれている。 本日7月17日、駅正面口の JIYUGAOKA de aone 1F にフレボタがグランドオープン。今日は、もう一方の主役の話を。
10時30分、最初の一皿は松本から降りてくる
10時開店、フレンチクルーラーの初回販売は10時30分。開店から30分、店内では揚げ油の匂いと、ジェラートケースが冷えていく静かな音が同居する。そこに立つのが、松本のジェラート職人・村山謙介。運営元は株式会社 Root、代表は猿田伸幸。この自由が丘店が、新ブランド belly button GELATO の1号店になる。
「belly button=おへそ。人と土地、季節と味わいをつなぐ、小さなしるし」。ブランドが掲げる原文だ。おへそ、というのは、産地と食卓の間にある結び目のこと。松本と自由が丘の間に、その結び目が今日、生まれる。
8つのフレーバー、産地の名前が半分に入っている
初日のジェラートケースには、8つが並ぶ。
- 高原ミルクパンナコッタ【松田乳業】
- 紅玉とローズマリー
- 焦がし飴ブリュレ
- 和紅茶チャイ
- 甘酒ミルク【俵屋麹店】
- あんずソルベ【信州サワー】
- マーブルルバーブ
- 完熟桃
8つのうち3つに、括弧付きで作り手の名前が書かれている。松田乳業の高原ミルク、俵屋麹店の甘酒、信州サワーのあんず。北アルプス山麓のミルクは、パンナコッタになるとほんの少し甘みが残るタイプ。麹屋さんが仕込む甘酒はミルクと混ざると発酵の香りがふわっと立つ。あんずは信州の夏の代名詞で、ソルベにすると酸が澄む。
紅玉+ローズマリー、焦がし飴のブリュレ、和紅茶にスパイスを重ねたチャイ。産地の名前がない残り5つも、素材の組み立て方が細かい。「作った人が思い浮かぶジェラート」というのは、こういうことだ。
同じ厨房から、揚げたてと冷たいのが同時に出てくる
自由が丘の1軒で、揚げたてのフレンチクルーラーと、絞りたてジェラートが1皿になる。「フレボタプレート」1,400円、イートイン限定。8日前に一度書いたので詳細は繰り返さないが、実物を目の前にする日が今日、来た。
1か月前の6月18日、すずかけ通り沿いの1-4-10に I’m donut? + dacō + Neo Nice Burger の3ブランド同居店舗がオープンした。そして7月17日、駅正面口の JIYUGAOKA de aone に2ブランド同居のフレボタが立ち上がる。同じ厨房で複数のブランドが同時に動く設計が、この街の駅前で立て続けに増えている。並べて見ると、ちょっと面白い。
店舗設計は partier の野澤隼人。空間の話は、実際に足を運んだ人が語るのが一番いい。今日は書かない。
7月17日から19日、フォロー1回分のごほうび
初日から3日間、7月17日 (金) から19日 (日) の間だけ、公式 Instagram (@frebota_jiyugaoka) をフォローしてフレンチクルーラーかジェラートを買うと、ソフトドリンクが1杯付いてくる。3日という区切りが、今週末の意味を少し変える。
正面口を出て2分、いつもの道の途中に、松本の産地から降りてきた一皿が今日から並ぶ。近いうちに、あんずソルベか甘酒ミルクのどちらかを頼みに行こうと思う。迷うのは、店の前についてからで十分だ。