スペシャライズド自由が丘、7月17日から運営会社が変わる — 目黒通りの看板はそのまま
自由が丘3丁目、目黒通り沿いのスペシャライズド直営店の運営会社が、7月17日に交代した。新しい運営は、日本のアマチュアシーンで長年勝ち続けているレーサーが代表を務める会社。店舗名も住所もそのまま。
看板はそのまま、運営だけ変わる
目黒通りを八雲方向に歩くと、赤いロゴの自転車店がある。スペシャライズド自由が丘。2021年10月にオープンした米国ブランドのコンセプトストアで、5年目を迎える。
その運営会社が、7月17日金曜日から変わった。株式会社SBCから、六本木エクスプレス合同会社へ。店舗名も、住所も、営業時間も、すべてそのまま。看板は動かない。
「日本最強ホビーレーサー」が代表を務める会社
新しい運営会社の代表は、高岡亮寛さん。ロードバイクの世界では名前の通った人物だ。
1977年神奈川県生まれ。慶應義塾大学在学中の1996年に競技を始め、1998年にはU23世界選手権 (オランダ) に日本代表として出場した。2001年から2019年まで外資系金融機関で働きながら、2007年に競技を再開している。
実績は、Mastersカテゴリの全日本ロードレース王者。UCI Gran Fondo World Championships 2位。ツール・ド・沖縄 6回優勝。専門メディアはこの人を「日本最強ホビーレーサー」と紹介する。
2017年1月にはアマチュアサイクリングチーム「Roppongi Express」を結成した。スローガンは「smart & fast」。今回、六本木エクスプレス合同会社として、自転車の販売店を運営する側にまわる。
高岡さん本人のコメント
プレスリリースには、高岡さんのコメントが載っている。
スペシャライズドの成長と発展を35年ほど前から見続けており、今回このような機会をいただき大変光栄に思います。
「35年ほど前から」という言葉が、静かに効いている。競技者としての目線、選ぶ側の目線、そして今度は売る側の目線。3つの視点が、7月17日から目黒通り沿いのこの店に立った。
街のバイク店の「顔」が変わるということ
大手販社から、レーサー個人が代表を務める会社へ。運営の交代は、店の空気の変わり目でもある。
試乗車のラインアップ、バイクフィッティング、メンテナンス・修理、バイクコーティング。提供されるサービスは公式ページに並ぶ通り。ブランドと店舗の骨格は動かない。店に立つ人の背景が変われば、話す言葉のディテールは変わる。
自由が丘駅から歩いて15分。東急バスなら「八雲三丁目」から5分。目黒通り沿いの直営店として、5年目の節目に、扉の向こう側が入れ替わった。
7月17日以降の予定
平日は12時から20時まで。土日祝は10時から18時まで。定休は月曜と火曜。詳しい問い合わせ先は公式店舗ページに載っている。
同じ場所、同じブランド、同じ看板。ただし店に立つ人は、35年前からスペシャライズドを見続けてきたレーサーになる。